風呂の椅子
風呂の椅子はバスチェアという名前があるらしい
家の風呂だけでなく、銭湯でも同じような形状のものが使われている
現在は若者の銭湯離れが進み、高齢の利用者が多い
足の悪い高齢者も多く、利用が難しいために行かない高齢者もいるだろう
そこで、銭湯も楽になる時代がくるかもしれない
例えばバスチェアが機械化し、乗り物になれば
更衣室から洗い場、洗い場から浴槽へ自動的に移動し、歩かなくてもすむ
その経路で自動消毒されれば、洗い場でバスチェアに湯をかける必要もない
その速度も利用客の多いほど速くすればいい
しかし、安全性の問題点もある
速度のエラーが起きた場合に利用客が裸で投げ出されてしまう可能性がある
湯舟に浸かることを心から楽しみにしていたおじいちゃんが
浴槽でチェアが止まった拍子に投げ出されてしまうのだ
打ち所が悪ければ最悪の事態も起こりうる
次々に利用客が投げ出されれば人と人がぶつかり、
浴槽は裸の人で埋め尽くされて地獄絵図と化すだろう
その他にも、水風呂に投げ出されれば温度差で心臓が止まってしまうかもしれない
一台でもいいので万能介護ロボットがいる方がいいのだろうか