チョコの銀紙
板チョコは銀紙で包まれている
どうやらカカオ、ミルクの香りを逃さないためにあるらしい
別に香りなんてしない気がする
しかしチョコといえば銀紙というイメージがある
今では普通だが、出はじめのころはどんな驚きがあったのだろう
今までは紙袋、ビニール袋、ビンなどにお菓子が入っていたのにいきなりの銀紙
どこか高級感があったのだろうか
紙が銀色であるが故に、遊びに仕えたのだろうか
例えば、よくある新聞紙を丸めた棒の先に
三角に折った銀紙をつければ魔法のステッキになる
子供がこれを振り回せば魔法を使えた気になるかもしれない
実際には何もできないのだけれど
秦の始皇帝は不老不死になると信じて水銀を飲んだらしい
銀色のものには不思議な魅力がある
今はアルミホイルという銀色のものがどこででも安価で手に入る
良い時代になったものだ